黒染め処理

黒染め処理加工例-1

黒染め処理加工例

黒染め処理を別名「黒色酸化鉄処理」「アルカリ着色処理」ともいわれます。鉄鋼部品を濃い苛性ソーダを主成分とした(NaOH)水溶液中に浸漬し、煮沸(140~150℃)して、表面にFe3O4の黒色皮膜を生成する方法です。Fe3O4皮膜は黒色で美しく、厚いほど耐食性がありますが、一般的に1~2μ程度で多孔質な皮膜です。

したがって、黒染め処理単独で防錆するのではなく、皮膜の上に防錆油を塗布する方法が多く用いられています。工作機械などの治工具、カメラ部品、銃口など、多くの部品に用いられています。

弊社の黒染め処理の特徴

  • ・非常に美しい黒着色で商品性向上に、ご満足頂いております。
  • ・材種、熱処理状態により、着色度合いが変ります。弊社は熱処理を主業務としていますので、材種や熱処理状態を把握して、適宜材料性状に見合った最適処理方法を選定できます。
  • ・一度発注頂いたら固定のお客様になる場合が大半です。

黒染め処理加工例-2

黒染め処理加前(左)と加工後(右)

対応事例

金属加工メーカー(埼玉県)

お悩み他社の黑染め業者にて処理をしていたが、仕上りの色味がイマイチだった為、改善をしたい。

ご提案熱処理品の黑染めだった為、色味が黑くなりにくかった物と思われます。
弊社は熱処理後の黑染も数多く処理している実績があるので、ノウハウを生かし再処理した所、色味が濃くなり、喜んでいただけました。

熱処理後の表面処理はノリが悪かったり色ムラが出たりするので業者さんに
よっては受けてくれないこともあります。
そんな時はぜひ伸和熱処理にご依頼ください。