魂こめて丁寧に

2021.06.22
皆さんこんにちは。
もう6月ですね。6月といえば梅雨です。
梅雨といえば、伸和熱処理にとって一年で一番辛い時期なんです。
それはなぜか。
もちろん、湿気が多いので製品の管理が大変ということもあります。
はてしなきサビとの闘い・・・

ただそれよりも辛いのが現場に立つ作業者の環境なんです。
弊社は熱処理をしていますが、炉への出し入れは手作業で行っています。
そのため、現場作業員は灼熱の中で仕事をしています。
日本の夏はジメジメと暑いですが、炉前は比較にならないほど、もっと暑い。
じゃあ真夏の方が辛いのではと思うのですが、湿度が高くサウナのような状態
になっている梅雨の時期の方が作業者にとっては厳しい環境なんですね。

筆者自身は事務作業員なので、常に現場にいるわけではありませんが、梅雨から
夏にかけての季節は、現場作業員は大量の汗をかいていて、まるで土砂降りの
雨にうたれたかの様です。

そんな厳しい環境下であっても手作業での熱処理にこだわるのは、段取りを臨機応変に
調整できるため、至急の納期要望に応えられるから、というのもありますが
何より製品を丁寧に扱えるからです。
お客様からお預かりした大切な製品を、現場では厳しい環境の中まさに魂をこめて
丁寧に処理しております。
大切な製品だからこそ、一つひとつ手作業の伸和熱処理に依頼してみませんか?

(Y.N.)


日常のつぶやきは @ShinwaHT にて。
#火曜日は熱処理の日 #金曜日は金属の日