今回は「ヒヤリハットの法則」についてお話しします。
アメリカのハインリッヒが5000件以上もの労働災害を分析統計した経験則が
「ハインリッヒの法則」
通称「ヒヤリハットの法則」です。
1つの重大事故の背景には、29もの軽微な事故があり、
その背後には300件もの異常（ヒヤリハット）が
起きているというものです。
皆さんの日常生活の中でも、ヒヤリとすること、ハッとすることが
あるのではないでしょうか。
私も毎日車通勤しておりますが、日々、ヒヤリ ハッとする事があります。
ヒヤリハットを感じた時には、次はより注意しようと心掛けています。
弊社では毎朝のミーティングにて、ヒヤリハットの報告をするようにしています。
ヒヤリハット事例、つまり「重大とまでは至らないまでも、通常とは違う小さな異常」
を共有する事で、なぜそれが起こったのか原因を検討し、重大な事故を未然に防ぐことが出来ます。
ヒヤリハットの法則からわかる事は、重大な不良や労働災害には
予兆となる出来事が必ずあるという事です。
些細な異常でも、報告1つで共有することが出来たり、危険性を認知し、
事故・怪我・ミス等の発生を防ぐ事が出来ると感じます。
これからもヒヤリハットの報告をはじめとした安全活動を行い、
皆様へ「安心と信頼をカタクする熱処理」をお届けいたします。
(M.K.)
日常のつぶやきは ＠ShinwaHT にて。
#火曜日は熱処理の日 #金曜日は金属の日